Autifyの1人目の専任人事として入社してくださる方へ

Autify, Inc.

こんばんわ、Autifyの清水です。

今日は現在募集中のポジションの1つであるHR・人事について、ジョブディスクリプションより一歩深くこのポジションの仕事内容や背景・期待することなどを書いていきたいと思います。将来数カ月後にオファー承諾して人事として入っていただくかもしれない方に、ぜひ読んでいただけたらなと思います。

人事からみたこれまでのAutify

Autifyの人事は年始から現在までずっと 梅澤1名体制で、バックオフィスも兼任で人事周りはほぼすべて1人やってくれています(すごい)。

この1年で、人数でいえば10人仲間が増えました。だいたい月に1名ほどのペースでふえており、主な採用チャネルはオーガニック(媒体)とリファラルで、なかには業務委託から正社員化した方もいます。幸いにも採用費は大きくかけずに欲しい人材が取れている状況です。

採用面以外でも、就業規則の整備、フルリモート体制への移行などから、OKR導入、バリューの再定義、JobGradeと給与レンジの公開、Company Deckの公開などさまざまな会社の基礎づくりに着手した1年でした。

事業も着実に成長し、メンバーも倍以上に増えて、2016年の創業から今までで最も変化が大きい1年だったのではないかと思います。

人事からみたこれからのAutify

ですが直近2021年は、2020年を超えるさらなる変化と成長の年となりそうです。

これまでの事業の軌跡はCEO blogの「Autify正式リリースから1周年、これまでの軌跡を振り返る」の記事にもありましたが、2019年10月の正式リリースから半年で100社、1年足らずで200社を突破し、さらなる成長を今続けています。

具体的にどういったフェーズなのか?でいえばすでに現状20名ですのでこちらの記事でいう25名、50名の規模の組織をつくっていくことが求めれる年になります。

#SaaSTokyo SaaS企業の急成長を支える最初の100人

この規模の組織をつくっていくのはもちろん、事業特性によって人数配置は当然変わってきます。ですのでこの資料にあるどちらの例とも一緒ということは無いと思います。

営業・マーケティング・カスタマーサクセス/サポート・プロダクト・バックオフィスまで、今の規模なら1人で現場すべての状況を正しく整理・理解し、採用計画・アロケーションを戦略的に考える必要があります。

また早めに着手した会社作りの基礎となる目標管理/評価/バリュー/働き方の整備などを、作ったら終わりでなくそれこそアジャイルに変化し適応させながらより成熟したものに、50%の完成度から70~80%の完成度へと育て上げていく必要があります。

この会社作りのコアな部分を自ら考えてやりきってくれる方を探しています。そのためにも人事を最低1人、バックオフィスも2名ほど2021年での採用を考えています。

この大事な人事のポジション、Autifyとしても初めての専任の人事の採用を、2021の成長を支えるべく早期にしたいと考えています。

Autifyが提供できること

そんなAutifyでなぜ働くのか、その理由の1つは我々が目指すことの意義にあるでしょう。我々はミッション「技術の力で正解中の人々の創造性を高める」にあるように、グローバルで共通の開発組織の課題を技術で解決し、人が本来やるべき仕事、クリエイティブな仕事により集中できるようにします。次の10年もまた大きく変化するであろうソフトウェア開発の分野において、生産性・開発スピードを向上させ、企業の競争力を上げていく会社です。

そのために現在、手動テストから自動テストへの移行をサポートし、自動化自体のカバレッジを上げ、最後にはテストフェーズをなくし、新しい開発現場のスタンダードを作ろうとAutifyというサービスを提供しています。

これら我々の今後目指すことや可能性にまず共感してもらえれるのであれば「これは自分の人生の時間をかけるに値する仕事だ」と思って働いてもらえるのではないかと思います。

その目標の達成の過程において、成長する組織を基礎から作り上げるチャレンジがこれからのAutifyの人事にはあります。会社の文化やこれからスケールする会社の基礎づくりを自ら考え、提案・実行にうつし、50人、100人、それ以上と拡大していく組織を作り上げていってもらいます。自分のイメージする理想の組織をAutifyのゴールとすり合わせながら作っていける楽しさを、そこに向かう上での課題解決の難しさを経験し、あなたがやり遂げた実績として積み上げてもらいたいと思っています。

また日本発でグローバルで戦えるチームをつくる、その真ん中に立って仕事をしていただきます。公用語を英語にし、国籍問わず優秀な人材を集め、実際に海外に向けてサービスを行っている会社はまだ多くはないのではないかと思います。ゆえに稀なチャレンジとなりますが、多言語、多国籍のチームでどう強い文化を作り、実行力のあるチームにするか、採用・育成・文化づくりから経営にまで踏み込んで考え作っていく仕事になります。

どれもこれも簡単なことではないですが、チャレンジとして捉えていただける方とお話ができればと思います。

2021年に向き合う課題と機会

組織の成長フェーズとは、すなわち組織的に難しいかつインパクトの大きい課題が多数あるフェーズであるとも言えます。

急成長ゆえの..

  • 採用時のポジションフィット、カルチャーフィットの失敗。
  • オンボーディングの失敗。1人あたりの生産性の低下。
  • Valueへの理解のばらつき、形骸化。一体感の低下。
  • ミドルレイヤー不足。
  • 採用・人事業務のオペレーションの属人化。
  • 急成長ゆえ採用目標自体の達成が困難。
  • 常時リソース不足の中、戦略策定と実行の両方をいかに両立していくか。
  • …etc

こういった課題のいくつかに向き合い乗り越えていく年にもなると思います。

見方を変えれば1つでも上記に見に覚えのある方、解決してきた実績のある方には、まずひとつジョインしていただいて早々に成果を出すチャンスがAutifyにはあると思います。

Autifyでの人事の立ち位置

また、課題の発生を防ぐ・解決するだけでなく、会社作り、組織づくりの面から事業に自ら貢献しにいくことも大事になります。これがAutifyでの人事のメインの責務だと考えています。

人事は各部署・チームの御用聞きではありません。かといって人事がだれかの上という話でもなく、各チームに並走して、各チームのゴール達成を一緒に目指す役割と自分は考えています。その主要な方法の1つがリソース獲得であり人材採用ですが、それは手段であって採用自体がゴールではありません。

各チームのゴール達成を支えて一緒に実現していくことが1番の役割です。営業チームであれば今後の事業計画と人員配置、プロダクトの現在の価値を考えながら、どのスキル・マインド・経験をもった人材を投資すれば成果が上がるのかを一緒に言語化し、獲得し、売上を組織づくりを通して加速させるのが仕事です。プロダクトチームであれば、彼らのプロダクトの方向性、チームの文化も理解しながら、そこで活躍できる人材を定義し、会社を魅力づけし、オンボーディングをサポートして最短で戦力を増やすお手伝いをします。

大きな会社であればそれは営業部長、開発部長の役目と言う方もいるかもしれませんが、Autifyでは違います。Autifyの人事は、時には営業マンのように、特にはPMのように、時には経営企画のように事業やプロダクトを考えて、人事としての専門性を活かしながらAutifyというプロダクトや組織をつくっていってほしいと思います。

なにより経営陣とも距離が近く、というかほぼ1番近い同僚として一緒に働き、同じ経営目線をもってAutifyという組織をどう組み立ててい、どういった人材に入ってほしいか、どう社員のパフォーマンスを最大化していくか、を考えてもらいたいです。今は梅澤と自分が一緒にやっていますが、自分ではなく新たに入っていただく方にこの役割をやっていただくからこそ、より経営と人事もバランスのとれた体制になると考えています。ですので経営陣との相性をみていただくためにCEO/CTO/COO全員との時間を取ることも可能です。

もちろん上記のような仕事をすべての経験が完璧にある人はなかなかいないとは考えています、一定の経験がある上で上記のような仕事をもっとしたい、できるようになりたい、という方歓迎です。

人材要件

こちらの募集ページをご覧ください。

Autify, Inc. – 人事

こんな方と働きたい

おそらく自分も今後多くの場面で一緒に働くことになると思いますので、個人的に以下のどんなことにフィット感を強く感じる方に入ってもらいたいかを整理しました。

“強く”共感したAutifyのValueがあった

カルチャーフィットを互いにしっかり確かめることが特に大事だと考えています。なぜならその方が自然体で活躍することが、そのまま組織の手本になり良い影響を与える方にはいってもらいたいと考えています。

プロダクトの設計者がPMやアーキテクトであれば、人事は会社の設計者の1人です。その人が考えやスタンスは会社に大きく影響します。将来的に人事や組織のリーダーシップをとってもらいたいと考えているので、自然と大きな影響力を持つことになると思います。新しい候補者にとっては、接点の多い人事はAutifyという会社の顔となる立場でもあります。ですので当然のことかもしれませんが、AutifyのValueに共感し、一緒にそれを作って広めていける方だとうれしいです。AutifyのValueについては先日弊社CEO @chikathreesix が書いた記事をご一読ください。

Autifyの企業文化を形作る、3つのバリュー

採用活動の広い理解と経験がある

今まではHPや媒体からの応募とダイレクト・ソーシングでまかなえていましたが、2021年は募集ポジションの数もそのレベルも全体の採用数を上がっていきます。今の延長線上では厳しいとおもっており、新しい取り組みをやっていく必要があります。

ですので目標に対して、現状やっていない打ち手を含めて正しい選択を常に早くしていける人が必要です。未経験なメンバーでの奮闘する限界も実際に感じており、経験豊富な方の助けがほしい状況です。そのためにも幅広い経験から、各々のメリデメと効果を理解して動ける方にきていただければうれしいです。ただ全てにおいて深い知識や経験が必須というわけではなく、むしろ必要に応じて学んで深めて行ける方が、我々のカルチャーにもフィットするのではないかと思います。

自ら手も動かせるマインド

人事経験者としての人事1人目、人事チームとしても最初は二人でスタートですので、全社の採用計画や戦略といった抽象度の高い仕事から、日々の面接、スカウト、評価のオペレーションまで、手を動かすことも厭わなく、とにかく目的思考、コトや成果に向かってやることは問わないというスタンスの方だと今の現場ともすぐにフィットして働いていただけるかと思います。

同じ未来を信じられる

SaaSスタートアップは$100MのARRに到達するのに10年程かかるとも言われます。我々の仕事はいわばマラソンで、大きな夢を一定の長い時間かけてコツコツ進んでいく仕事です。今入る人事の方だからこそ、その礎を築く楽しさがありますし、その自分が作った礎の上に会社が成長していく姿を一緒に見ていってほしいと思っています。

CEO blogにある「なぜ今ソフトウェアテスト自動化に賭けるのか」もぜひ読んでみてください。コレを読んでAutifyが目指すところに共感していただけて、中長期のビジョンも揃った方に入っていただけると心強いです。

最後に

長くなりましたが、今のAutifyに入っていただきたい人事の方への伝えたい現状や課題、期待などをまとめました。

多くの方が今も大きなミッションを持って働いていることが多いと思います、ですのですぐには無理でも、この記事を読んで少しでも興味をもっていただけたかたはぜひこちらからカジュアル面談への応募でも、TwitterのDMでも構いませんのでご連絡いただければと思います。

募集要項:Autify, Inc. – 人事