AWS Startup Partner Summit 2026参加レポート ── AI駆動開発時代の品質保証を、世界へ

Autify, Inc.
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2026年9月1日〜2日、米国サンフランシスコで開催された「AWS Startup Partner Summit 2026」に、オーティファイ代表取締役CEOの近澤が参加しました。

AutifyはAmazon Web Services(AWS)のGlobal Startup Program(GSP)に参加しており、今回、GSP参加企業に提供される機会の一つとして本Summitに参加しました。

世界各国のStartup PartnerやAWSのリーダーが集まった今回のSummitでは、AI、AWS Marketplace、Co-sell、グローバルでのGo-to-Market(GTM)など、スタートアップの成長につながるさまざまなテーマについて議論が交わされました。

今回は現地の様子とともに、Autifyが注目している「AI駆動開発」と、その時代に求められる品質保証のあり方についてご紹介します。

 

世界のStartup Partnerがサンフランシスコに集結

Summitに先立ち、APJ(Asia Pacific and Japan)のStartup Partnerを対象としたディナーが開催され、AWSや各国のスタートアップとの交流が始まりました。

現地で印象的だったのが、APJのスタートアップを北米市場へ展開することをミッションとするAWS担当者が複数参加していたことです。

Summit会場にはネットワーキングスペースも設けられ、参加企業のリストから相性の良さそうな企業へ近澤が直接連絡。その場での交流から翌日の個別ミーティングにもつながりました。

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世界各国のStartup Partnerが集まり、テクノロジーだけでなく、それをどう顧客へ届け、事業を成長させていくかまで議論する場となっていました。

そして、Autifyにとって今回のAWSとの交流を考えるうえで欠かせないテーマが、AIによるソフトウェア開発の変化です。

AI駆動開発は「コード生成」の先へ

生成AIによるソフトウェア開発は、コード補完やコード生成から、その先へ進み始めています。

その動きを象徴するAWSの取り組みの一つが、AI-DLC(AI-Driven Development Life Cycle)で、開発ツールの中核に据えられているのが「Kiro」です。

Kiroは「Spec-driven development」というアプローチを採用し、要求を構造化されたSpecに落とし込み、設計、タスク、実装へとつなげていきます。

つまり、AIの役割が「コードを書く」ことから、「**要求を理解する → 設計する → 実装する」**という、開発プロセスそのものへ対応しています。

では、AIによって開発のスピードが大きく変わったとき、品質保証はどうなるのでしょうか。

実装だけが高速化し、テスト設計やテスト実行、結果の確認が従来のままであれば、今度はQAが開発スピードのボトルネックになりかねません。

AI駆動開発に必要なのは、開発だけをAI化することではなく、高速化する開発に品質保証も追随できる仕組みを作ることです

Kiro × Autify で開発とQAをつなぐ

ここで注目したいのが、KiroとAutifyの親和性です。

両者には、仕様やコンテキストを起点にAIを動かすという共通点があります。
Kiroは、要求をSpecとして構造化し、設計・タスク・実装へつなげます。一方Autifyは、仕様やアプリケーションのコンテキストをAIが理解し、テスト設計・生成・実行へつなげていきます。

すなわち

Kiro:仕様 → 設計 → 実装

Autify:仕様 → テスト設計 → テスト実行 → 結果

という関係です。

Kiroが「何を、どう作るか」の実装を支援し、Autifyが「それが期待どおり動くか」を確認する。両者が仕様やコンテキストを起点に動くことで、これまで別々の工程として扱われることも多かった開発とQAを、より密接につなげることができます。
そのため、開発が変更されればテストもそれを追随したり、テストで問題が見つかれば、その結果を再び開発へ自動的にフィードバックできるようになります。つまり、開発とQAをひとつのループとしてつなぐことができるのです。

「AIで開発を速くする」だけではなく、AIで開発と品質保証のループそのものを速くする。

そこに、AI駆動開発時代の新しい品質保証の姿があると私たちは考えています。

 

価値を届けるためのヒント

今回のSummitでは、こうしたテクノロジーをどう顧客へ届けるかについても、多くのヒントを得ることができました。

Autifyは日本だけでなく、米国をはじめグローバルで事業を展開しています。AI駆動開発が世界共通のテーマになっていくなかで、そのスピードに並走できる品質保証へのニーズも、国や地域を越えて広がっていくと考えています。

そこで重要になるのが、良いプロダクトを作ることはもちろん、それを必要としている顧客にきちんと見つけてもらい、届けることです。

Summitでは、AWS Marketplaceでプロダクトを見つけてもらうためのListingの改善など、具体的な取り組みも紹介されました。Autifyにとっても、世界の顧客との接点をどう増やしていくかを改めて考える機会になりました。

そして、届けたいのはプロダクトだけではありません。

Kiroをはじめ、AIを活用した開発が発達していく中、Autifyは品質保証の側からその変化を支え、対応していきます。「AIで速く作る」だけでなく、品質保証まで含めてAI駆動開発を実践できる環境をつくることが、私たちが提供したい価値です。

ソフトウェア開発は「AIにコードを書かせる」段階から、品質保証を含む開発ライフサイクルそのものをAIとともに動かす段階へ進み始めています。

Autifyが目指すのは、そんなAI駆動開発のスピードに並走できる、新しい品質保証の形です。

今回のAWS Startup Partner Summitで得た知見やネットワークをAWSとのさらなる連携につなげ、AI駆動開発時代の品質保証を、世界の開発組織へ届けていきます。

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