【イベントレポート】Autify Community Meetup 2024 #1

Autify, Inc.

はじめに

3/27(水)に、弊社東日本橋オフィスにて「Autify Community Meetup 2024 #1 」を開催しましたので、そのレポートを公開いたします。

今回は、すでにAutifyをご利用いただいている方のみに限定してご案内させていただき、約30名のユーザー様にご参加いただきました。当日 参加された方も、参加できなかった方も他のAutifyユーザーがどのように活用しているか興味のある方はぜひご覧ください。

開催の背景

大変ありがたいことに、Autifyをご利用いただくユーザー様の増加に伴なって他社事例についてももっと知りたいというお声を多くいただいておりました。

そこで、実際にユーザー様同士でもお悩みや成功事例をご共有いただけるよう、「どのようにAutifyでテスト自動化を実現してきたか – Autify導入からこれまでの歩み -」というテーマでイベントを開催させていただくこととなりました。このような趣旨にご賛同いただき、ご登壇いただいた3名様にはあらためて御礼申し上げます。

イベント内容

<イベントテーマ>

「どのようにAutifyでテスト自動化を実現してきたか – Autify導入からこれまでの歩み -」

当日はAutifyユーザーの3名様にご登壇・LTをしていただきました!

各LTではQ&Aも大変盛り上がりました。

〈当日のタイムテーブル〉

18:30:会場オープン

19:00:イベント開始

19:00~19:10:オープニング(会場案内、イベント説明等)

19:10~19:20:LT① 株式会社ニーリー 関井 祐介様

19:20~19:30:LT② 株式会社レコチョク 清崎 康史様

19:30~19:40:LT③ 株式会社カインズ 田村 仁司様

19:40~20:30:交流会

20:30:クローズ

LT① 株式会社ニーリー 関井 祐介様

はじめはニーリーの関井様からお話しいただきました!

ニーリー様は、月極駐車場オンラインサービス「Park Direct(パークダイレクト)」などを提供されています。

既存のテストプロセスでは、QA1名と開発者5名が半日かけて手動でリグレッションテストを実施しており、デプロイ頻度が上がらない状態でした。

Autifyのシナリオ作成では、一意のIDを用いるなど、テスト実行結果を安定させる工夫をされていました。

あわせて、ステップグループを活用することで修正範囲の最小化を図ることもできました。

その結果、AutifyでのリグレッションテストとQA1名による手動でのリグレッションテスト半日でのリリースを実現されました!

さらに、無停止リリースを開始できたことにより、2週に1回だったリリース頻度が2週に約4回まで増加するなど、デプロイ頻度の増加に大きく貢献していました。

LT② 株式会社レコチョク 清崎 康史様

2人目はレコチョクの清崎様にお話しいただきました!

レコチョク様は、音楽ダウンロードサイト「レコチョク」を提供されています。

Autifyご導入前は機能追加のたびにリグレッションテストをQAが手動で実行、案件が重なった場合は人員増強してテストをするなど、限られたリソースや時間で効率よく対応する方法はないか探っていらっしゃいました。

そのなか、TechCrunch Tokyo2019のAutifyブースでAutifyに出会ったとのことです。ご導入後は社内トレーニング、パイロット運用、運用マニュアル作成などの施策を実施いただき、スモールスタートでロールモデルを作ることに注力されていました。

その結果、QAのリードタイム短縮の成果も得られたようで、ご導入の効果を感じていただけたようです!

LT後のQ&Aの時間も盛り上がりました!

LT③ 株式会社カインズ 田村 仁司様

最後はカインズ1人目のQAの田村様にお話しいただきました!

カインズ様はカインズオンラインショップ、カインズアプリ、CAINZ Pickup等様々な取り組みをされています。

Autifyご導入前の課題として、リグレッションテストが非効率になっているという点を挙げていらっしゃいました。

同じテストを手動で繰り返していたり、仕様変更後のテストの見直しも行われていなかったとのことです。

そこで、生産性と品質の両立を狙うべくAutifyをご導入いただきました。

田村様も、清崎様と同じくテスト自動化はスモールスタートとのことでした!

小さい目標を立てて習慣化することとおっしゃっていましたが、何か1つテストを自動化して成功体験を作って育てるなど具体的な施策も大変勉強になりました。

自動化による効果として、リグレッションテストのかかる工数を大幅削減でき、さらにはクロスブラウザテストなどでテスト範囲が拡大したことから、サービスの品質を担保できているとのことです。

また、最後にはAutifyに期待することとして、機能改善要望も頂戴しました。参加者の皆様も共感されていた点が多く、貴重なご要望をいただきありがとうございました。今後もより良いサービス提供に努めてまいります。

交流会

3名様のLTの後は、軽食とドリンクをご用意して1時間ほど交流会の時間を過ごしました。

Autifyメンバーに運用の相談をされていた方もいれば、ご登壇社様に直接ご質問されている方もいらっしゃって、ユーザー様同士でのコミュニケーションも活発に行われて良かったです!

あらためて、ご登壇、ご参加いただいた皆様、お忙しいなかありがとうございました!

皆様にとって有意義な時間になっていれば幸いです。

ご案内

次回のオフラインイベントは5月末〜6月上旬の開催を予定しております。

別途アナウンスさせていただきますので、今回ご参加いただけなかった皆様もぜひご検討ください!